異性あるいは、同性にモテル要素に、容姿の良し悪し以外に、話が上手いか下手かが大きく関係します。お笑い芸人が、名だたる美人女優や美しい人々をGETしている状況も、まさに、その話術の成せる賜物でしょう。
ところで、どのような話が面白いと感じるのか?
内容に関しては、人の興味関心の違いによって、一概に言えるものではありません。
ただし、お笑いを見てもわかるように、普段、人があまり考えないようなボケやセリフの場合、人は、予想を裏切られて、笑いながらも「自分には、思いつかない」と、ある種の尊敬の念を抱くのでは、ないでしょうか。
そこで、面接の場面にシーンを移します。
面接では、時間が制限されています。
ご経験のある方も、いらっしゃるでしょう。
「面接の時間が長くて制限時間をオーバーしたので、多分、合格するに違いない。」と。
駄目な人は、さっさと切り上げ、可能性のありそうな人には、時間を費やす。
といった戦略的な人事マンもますが、実は、この話の面白さに影響するところが大きいのです。
それでは、人事マンを、飽きさせない話とは、どのようにしたらいいのでしょうか。
「御社・弊社」などは絶対に使わないでください。
日ごろ使い慣れない言葉のほうが、よっぽど説得力があります。かえって、日頃使い慣れない言葉は、発想すら制限する危険性があります。
むやみに、時間をかけないでください。
質問に対しては、簡潔に、答えてください。いたずらに、話しを長くしても、逆効果です。
通常、話の展開として「起・承・転・結」といわれますが、面接では、大事なのは、「転」
です。意外な話しに展開していく、その広がりがあればあるほど、印象が残ります。
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