「採用のポイントはどこですか?」と、ある社長に評価ポイントを尋ねたところ、返ってきた答えが、「目です」「憎めない目、愛らしい目を持った方です。」という。
確かに、目は口ほどに・・・・。といわれますが、この経営者のあまりにもシンプルな言葉に、少し驚きを感じました。
素晴らしい言葉よりも、ちょっとした、表情が勝る場面があるのは事実です。
表情豊かな人のほうが、人事マンには、印象が残るものです。
例えば、役者の試験で、「喜怒哀楽を表現してみなさい。」と。
喜・怒・哀・楽の4つの表現は、普通の人でも、それなりにできると思います。それでは、「それぞれの感情を3段階に、あるいは、10段階に分けて表現してみてください。」となってくると、それは困難です。一流といわれる役者や女優は、この複数の段階を表現できる力を持っています。この表情を構成するものとして、目元と口元がもっとも大きなウエイトをしめます。口元、目元を変化させるバリエーションが、表現が豊かということにつながります。
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