●レジュメって、何の意味あるの?
たいていの方は、レジュメ(経歴書)を書かれたことは、ご経験あるはずでしょう。
ただ、このレジュメを人事がどのようにみるのか、気にとめた人は少ないでしょう。
スペースがないので、結論から言います。
良い履歴書(すなわち書類選考をパスできる履歴書)とは、
『自信のある顔が、見えてくるレジュメ』
となります。といっても、自己PRのコメントを記入した方がいいというのでは、決してありません。
1つには、レジュメを作成するときの心理状態も大切です。
・漠然と、名前→住所→生年月日→学歴・・・・自分の歴史に従って記入する人。
・有名大学、一流企業の記入ができると、自信をもって、記入する人。
・あるいは、転職会回数が多く、多くの企業名を書かなければいけないので、記入スペースが足りない・・・・。と不安な気持ちで、記入する人。
過去を、偽るわけにはいきませんから、どんな気持ちで記入しても、大差がないと考えるでしょうが。ところが、ここには、人物像を印象づける重要なスパイスと、自分自身をジャッジする場面です。
過去の私、今の私、未来の私
理想的なパターンは、以下の2通りです。
a.今までの人生ピカピカ型 b.将来有望株の型
ただ、転職する場合、理由をつけやすい=説得力が出る のはb.の型でしょう。
過去の私<現在の私、という流れは、将来性を相手に植え付けることが可能です。
最初から、ダイヤモンドよりも、石ころが、徐々に、光を放ち、ダイヤモンドのように
成長している様は、年月を経たら、一体どのくらいの価値になるのだろうと、未知なる期待を高めます。
原石を見つける喜び
一流の人事マンの中には、誰もが、Okと認めるレジュメには、さほど、興味を抱かない。
逆にそのような人は、このようなテクニックなど不要なものでしょうから。
あえて、過去のキャリアに傾斜をつける。要するに、
過去×→現在○→未来◎の上昇する展開が、一流の人事マンには、出世魚を捕獲するような魅力に映るのです。
とかく、はじめからの経験から、かっこよく書きたい気持ちは、わかりますが、入社1・2年目で、その会社の人が驚くような結果をだせるとは、思えませんし、そのような記述自体が、全体の信憑性を落とす原因になる危険性があります。
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